診療科目

予防歯科

むし歯の要因は3つ、だから予防方法も3つ

3つのむし歯の予防方法を、バランスよく組み合わせて行われることが、もっとも効果的です。

乱ぐい歯治療

個人や地域の状況に応じて、フッ化物を上手に利用しましょう。

フッ化物の利用方法

フッ化物歯面塗布

歯科医師、歯科衡生士が歯にフッ化物を塗る方法です。年2〜4回程度定期的に行うことによリ効果がえられます。歯が生えた乳幼児から高齢者まで全ての方が利用でき、さらにうがいのできない乳幼児や歯周病が進んで歯の根が露出した高齢の人には特に有効です。
むし歯予防効果:30〜40%(乳歯) :30%(永久歯)

フッ化物洗口

フッ化物洗口液でうがいをする方法です。週1回法と毎日法があり、うかいが上手にできる4歳頃から永久歯がそろう中学生まで行えば、むし歯を約半分に減らせます。
家庭でもできますが、健康教育の一環として園や学校で行うと継続しやすく、より高い効果が期待できます。
むし歯予防効果:50〜80%(永久歯)

フッ化物配合歯磨剤

歯麿きの時に、フッ化物の配合された歯磨剤を使う方法です。フッ化物配合歯磨剤には、「フッ素人り」と表示してあるものの他に、成分欄に「フッ化ナトリウム」「モノフルオロリン酸ナトリウム」「フッ化第一スズ」と書いてあるものがあります。
むし歯予防効果:20〜30%(乳歯、永久歯)

水道水フッ化物濃度適正化

(フロリデーション)
上水道がむし歯予防に有効な至適フッ素濃度になるようにコントロールする方法で、普段の生活に利用するだけで地域すべての人々のむし歯予防に役立つ方法です。
日本では現在未実施ですが、世界61力国で 行われています。(1998年現在)
むし歯予防効果:40〜50%(乳歯)  50〜60%(永久歯)

PMTC

PMTCとは、専門家による機械的歯面清掃のことです。

PMTC

PMTCの流れ
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